昨年に続き、二度目の富士登山。
今年は新規メンバーで、
朝から日帰りで、富士宮ルートで富士山山頂を目指しました!
「短い」と言われているこの富士宮ルートですが、初心者では思いのほか時間がかかります。
登山前の計画書から結果、所要時間、反省と注意点を公開いたしますので、
登山計画書と実際のタイムスケジュールの確認はこちらをクリック
■メンバー
■ルート
■前入りと仮眠方法
■バスチケット購入
■5合目
■6合目
■新7合目
■元祖7合目
■8合目
■9合目
■9合5勺
■頂上
■剣ヶ峰(日本最高峰)
■9合5勺
■9合目
■8合目
■元祖7合目
■新7合目
■6合目
■5合目帰着
■温泉
■タイムスケジュール結果
■初心者向け理想のタイムスケジュール
■装備
メンバー
さてメンバーは、栗田と渋井副代表は昨年と同じ。
二人じゃつまらないので、
栗田妹と渋井副代表の友人二名(にいやん、と、あかねさん)の計5人で登ることに。
今年の登頂ルート
昨年は初めての富士登山で、富士吉田ルートで登り、
今年は違うルートで、ということで、
富士吉田ルートの次に初心者向けという
【富士宮ルート】での登頂を目指すことにしました。
更に、昨年天候不純のため断念した剣ヶ峰も目指します!!
富士山4大ルートの地図をダウンロードできます→http://www.camp-outdoor.com/tozan/fujisan/yoshida.shtml
日時:2017年8月26日(土) 5合目の天候:晴れ、強風
奇しくも昨年とほぼ同じ日。
昨年は27日が土曜日でした。
今年は事前に
2017富士登山計画書
を作成していたので、
それに則り
前日、家を出るところからレポートしたいと思います。
2017年8月25日
2017年8月26日
0時すぎごろ
水ヶ塚公園駐車場到着
※ふれあい広場入口
名前とは裏腹に、すげー怖い
中に入る勇気は無い
※中に入れなかったし、中がどうなっているのか分からなかったので、
車の後ろのアスファルトにテントを出し、栗田と渋井副代表はここで寝る。
二人ともへら釣り用テント(笑)せまい(笑)餌臭い(笑)
「テント」を見てみる
4時45分 起床
5時前にはバスチケットの販売が開始した
化粧待ち。仕方ない。6時だと思っていたので。
かなりの人数が並んでいたが、バスも連続でくるので10分くらい並んだら出発できた。
道中周りの景色は樹海。
木と木の間隔がとても狭い。
というか、買ってもってきた朝飯を食べ、持ち物を再チェックし、などしていたらいつのまにか1時間15分もたっていた。
既に最初の計画から30分遅れているが、富士宮ルートは短時間で往復できる!
という前情報と、余裕を持って計画を立てていたこともあり、特に気にしていなかったが、
この気の緩みが後々響いてくることになる。
その後は、吉田ルートと同じく、初めは緩やかで足場のいい登り。
ここで早くもストックを出した。
初めての三人には、登りなので短めで初めて登りながら調整してくれ、と簡単に説明したが、
「すごーい、大分楽ですね!」
と言っていたので大丈夫だったのだろう。
登山再開
広場があったので途中休憩
8時34分
登山再開
日差し対策できるしていたサングラスだが、砂ぼこりが目に入るのも大分おさえてくれた。
9時56分 元祖7合目 山口山荘
所要時間36分
登山再開
この区間もやはり険しい。
|
10時45分 8合目
クッションちゃんと付けてる(笑)
ちなみにドリンクホルダーは私が昨年使ったものを貸してあげた。
mont-bell ボトルホルダー
なんかもう、廃盤みたいです。
山小屋到着の瞬間はみんな表情が明るい。
8合目から下を見た写真。
こんなルートを登ってくる。
道が狭く、下りの人も同じルートなので、すれ違いが発生する。
8合目の合に足をかけてみる!
やっぱカメレオン シフト ミッド のこのフォルム、好きです。
見た目で選んだので当然なんですが(笑)(性能も申し分ないです。ただちょっと、濡れた石は滑る気がします…)
11時00分
登山再開
11時40分 9合目 萬年雪山荘
所要時間40分(途中10分休憩あり)
得意げな渋井副代表。
今年はまだ死にそうな表情ではない(笑)
渋井副代表は無駄に元気。
35㎜の画角からはみ出る。
ここで初トイレ、200円。
食事や飲み物、万が一の山小屋泊ができるくらいのお札は持っていきましょう。
12時00分
登山再開
雪が出現。
萬年雪山荘とはこのことだったか。
ここらへんに来ると、
斜面は無駄に急になります(笑)
12時20分 9合5勺 胸突山荘
13時10分
登頂!
雲の中なのでコースがよく分からなかったが、標識通り、登山道から鳥居に向かって左方向に進んでみる。
建物の裏手に入るとすぐに重機が何台か目に入る。
登山道整備のためにしかたないと思いつつ、自然とは程遠い風景にちょっとがっかり。
ストックを駆使し、なるべく端の方の硬い地面を登るようにした。
油断するとすぐ転ぶ。
途中で何故か渋滞したのでそれを避けて中央を通ってやっと頂上付近まで登ると、理由は忘れたが結局その渋滞に並ばないとその先にいけず、渋滞の最後尾がくるまで待つことになった。(一分くらいだけど)
なんやかんやで剣ヶ峯到着!
二年目にして初登頂!
柱にはやはり写真撮影渋滞があり、しかも順番がよく分からない。
一応並んでいるつもりだったが、途中で反対側から20人くらいの団体が撮影会をはじめ、数分待つ。
この団体はなんかすげー落ちそうなところで集合写真を撮っている。
落ちたら絶対死ぬ。
13時40分 下山開始。
山頂富士館がまさかの閉店!
計画では山頂でお昼を食べることになっており、14時ごろ閉店することも知っていた。
だが、当初の計画では12時山頂で、閉店している危険は考えていなかったのと、登頂の興奮(二回目なのでさほどなかったけど(笑))によってすっかり忘れていた。
山頂での食事を予定している人は、13時ごろまでには店に入りましょう!
時間は目安だそうです。
14時55分 9合5勺
所要時間25分
そして山小屋で念願のラーメン休憩。醤油ラーメン、シーフードヌードル、カップそば、うどんなどがあり、醤油ラーメンを注文。ちなみにどれも500円。
普通に考えれば十分間に合う。と、この時点では余裕だった。
15時51分
小銭の挟まる柱まで戻ってきた。
小銭沢山落ちてる(笑)
16時12分 8合目
海が見えてきた!
16時23分
下山開始
ここらへんから、全員頭が痛くなる。
下りで下を向いたままだからなのか、
これが高山病というものなのか、
分からないが結構ズキズキくるほど頭がいたくなりました。
あかねは渋井副代表がもってきていたバファリンですぐ直ったよう。
栗田妹には私はロキソニンのシップを首に貼ってあげ、あれ?治ったんだっけ?
私自身も痛くなったので、首に貼りました。
少し緩和されたくらいで、快適なまでは治りませんでした。
薬を飲める方であれば、バファリン持って行ったほうが安心だと思います。
頭が痛いと吐きそうになって辛いので。
16時56分
太陽が隠れそう(笑)
17時00分 元祖7合目
所要時間37分
つらくて写真がない・・・
すれ違いにより途中で小休止が入るし、岩は足場が良くて楽なのかと思われるかもしれないが、段差が大きく、全てが固定されているわけではない岩の下りは思ったより辛い。
動かないと思って足をおいた石が動いてバランスを崩すと体力を大きく消耗するのだ。
しっかり下とその先を見ながらルートを選んで下っていく必要がある。
17時11分
元祖7合目出発
昨年のように、暗闇になってしまうのかと、
若干の諦めと、暗くなる前に下りよう!という気持ちが頭の中で同時進行。
17時41分 新7合目
所要時間30分
宝永山が綺麗に見える
こんなルートも通ってみたい。
|
すぐ隣に見えたので、
御殿場ルートだろうか?
下山再開
18時28分 6合目
所要時間40分
休憩なし
やべー…
バス間に合わないか!?
18時32分
まだこの明るさなら足元は見える。
スマホで撮った夕焼け。
18時50分 5合目帰着
実に最終バス出発の10分前。
結局今年もこうなるのね・・(笑)
余裕をもって計画してたのになぁ
ギリギリすぎたので山小屋でお土産を買う時間は無し。
この時間にバスに乗った時にはガラガラでしたが、
出発の19時には満員に。
結構みんなギリギリだったのね(笑)
ちなみに、タクシーも結構ありましたので、
もしバスの最終に間に合わなくても、なんとかなりそうです!
登山後の休養
その後はバスで駐車場に戻り、
そのまま近くの温泉(天恵の湯)に行き(混浴のプーロなるものがありましたが、自粛(笑))
12時まで仮眠して渋井副代表の運転で帰宅。
温泉効果か、全く筋肉痛にならず。
登山もマラソンも、直後の入浴とマッサージは重要ですね!
昨年は帰りのバスで酔って、
銭湯では貧血になって大変だったので、
下りはビーフジャーキーやナッツをちょくちょく食べながら下り、
バスの中でもウィーダーインやナッツやジャーキーを食べ、
空腹によるバス酔いと貧血を防ごうと頑張りました。
が!
今年は下りのバスの中で吐きました(笑)
食べた直後、なんか酔いそうだなと思い、頑張って寝たのですが、
駐車場到着5分前に起き、その時は非常にすっきりしていたのですが、
すぐ、一気に気持ち悪くなり、
吐き気を催したので目の前にあったジャーキーの入ったジップロックを開き、
その中に嘔吐。
幸いすべてジップロックに入り、すぐに閉めたので、
隣にいた妹にしか気づかれませんでした。
ジップロック様様です。
その後も少し気持ち悪かったですが、昨年みたいに貧血にならなかったので、
結果的には楽だったかな。
次回は必ず酔い止めを持っていきます!
乗り物酔いしやすい人は気を付けましょう。
事前の登山計画と実際のタイムスケジュール
終わってみればあっという間の富士登山でしたが、
当初の計画からは大きくずれた結果となりました。
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↑ 記事の最初の方から間違って飛んできた方はこちらからお戻りください(笑)
黒字が計画時の時間で、赤字が実際の時間である。
【実際の時間】
バスチケット購入
5時
5時
バス出発(始発)
6時
6時6分
富士宮5合目到着
6時30分
6時30分
富士宮5合目出発
7時15分
7時45分
6合目(休憩10分)
7時45分
8時9分
新7合目(休憩10分)
8時30分
9時5分
元祖7合目(休憩10分)
9時15分
9時56分
8合目(休憩10分)
10時
10時45分
9合目(休憩10分)
10時45分
11時40分
9合五勺(休憩10分)
11時30分
12時20分
頂上
12時15分
13時10分
剣ヶ峰
12時40分
13時30分
頂上戻り、頂上富士館で食事
13時
14時
下山開始
13時45分
14時30分
5合目帰着
17時15分
18時50分
バスで水ヶ塚公園へ
18時
19時
あれ、あんまりズレてない(笑)
でも、各区間の所要時間はほとんど合っていたようだ。
でも3時前には5合目帰ってくる人いるし、自分ら相当遅いんだろうなー
帰着がずれた原因としては、
・5合目の出発が30分遅れた
・下りが思いのほか時間かかった
の2点だろうか。
1点目に関しては、単純に5合目での休憩が長かっただけだが、
そんなに無駄にのんびりしていた間隔もないので、
計画が間違っていたということだろう。
それよりも、バスの始発が5時20分と分かっていれば、
それに合わせて準備をしてあと40分早く登り始めることができた。
2点目に関しては、下り3時間半予定のところ、4時間20分と、50分余計にかかった。
9合5勺でカップラーメン休憩をとったことが大きい。
それを見越して頂上からの下山開始を早めるべきだった。
といっても、始発で登って終電で下ったわけだが、
みんなこんなにギリギリではないはず・・・
今回は5人中3人が初めての富士登山でありしかも2名は女性ということで、
私としてはかなりゆっくり気を使いながらのペースで登った。
下りも同様。
結果的には誰も高山病にはならなかったので、
もう少しペースは上げられたかもしれない。
修正版初心者用タイムスケジュール 富士宮ルート
これらの反省を生かして
初心者用の計画書を作るとすれば、こうかな。
↓
5時
バス出発(始発)
5時20分
富士宮5合目到着
5時50分
富士宮5合目出発
7時0分
6合目(休憩10分)
7時25分
新7合目(休憩10分)
8時30分
元祖7合目(休憩10分)
9時15分
8合目(休憩10分)
10時5分
9合目(休憩10分)
11時0分
9合五勺(休憩10分)
11時40分
頂上
12時10分
剣ヶ峰
12時30分
頂上戻り、頂上富士館で食事
13時
下山開始
13時45分
5合目帰着
17時45分
バスで水ヶ塚公園へ
18時30分
これならもう少し余裕が持てて、5合目でお土産も買えましたね!(笑)
でももう当分富士宮ルートでは登らないでしょう。
来年、3ルート目は須走かな?
装備
持って行った、
買っていった装備一覧。
ごめんなさい、別記事です!
↓
2017年 富士宮ルート 登頂時の装備!
レビューも書いてます( ゚Д゚)
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