どうも、MActive編集部のいっぺ~です。
我が家のキッチンにはミューズのノータッチハンドソープがあります。
しかも限定のミニオンモデル。
今年の年明けくらいに母親に貰い、主に息子が使用していましたが、子供はかなりの回数手を洗うので、あっという間に中身が空っぽになってしまいました。
コロナが流行っていることもあり、本体に触れずに石鹸を出すことができるこのノータッチハンドソープを使い続けることに異論は無く、詰め替え用の購入を検討していたのですが、調べてみると、すごく高い!
250mlで1500円とか、意味不明です。普通200円くらいで買えるでしょ。
中身は別にミューズじゃなくたっていいので、普段使っているキレイキレイの詰め替え用を入れればいいか、と思ってやってみたら簡単にはいかなかったので、ちょっと改造してやりました。
ネットで調べるとみなさんストローとかドレッシング容器を使用して詰め替えされていますが、詰め替えのたびにそんな手間をかけたくない私。
私の方法だと、最初の改造の手間はありますが、改造してしまえばその後の詰め替えはめちゃくちゃ楽。ぜひ改造をオススメします。
ミューズノータッチハンドソープの詰め替え方法は2パターンある
ミューズのノータッチハンドソープの容器に詰め替え用のハンドソープを注入する方法は大きく分けて2通りあります。
①出口から入れる方法
多くの人がやっているのがこちらの方法。
上でも動画を貼りましたが、液体ボトル下部(自動機械との接合部)にストローやドレッシングボトルを刺して注入する方法です。
加工不要で誰にでもできますが、詰め替えの都度ストローやドレッシングボトルを用意する必要があり、ドレッシングボトルなどは使い捨てるわけにはいかないので、都度洗う必要もあります。
また、この方法だと液体ボトルの中身を洗浄することができないので、元々入っていたハンドソープと新たに入れるハンドソープが違う物の場合、混ざってしまいます。
簡単ですが、デメリットも結構ある方法です。
②ボトルの底(上部)に穴をあけて入れる方法
液体ボトルの底に穴を空けて注入する方法です。
穴はシリコンを詰めたりする事が多いようです。

ボトルの底ですが、設置状態だと最上部にあたり、常に目に触れる部分のため、加工具合によってはみすぼらしくなってしまうというデメリットはありますが、ある程度のサイズの穴を空ければそこから洗浄することも可能ですし、詰め替え時に他の資材は必要としないため、総合的にはこちらの方法をおすすめさせていただきます。
私も、こちらの方法に少しオリジナリティを加えて改造しています。
ボトルの底に”詰め替え用口”を設置して詰め替えを快適にする方法
具体的な改造方法です。
用意するもの
結構道具を使います。百均でも簡易的に揃えることはできるので、工夫してみてください。
- カッターナイフ
- 電動ドリル
- ターボライター
- UVレジン
- UVライト
- ペットボトル
以上6点です!
ドリルは手動でもいいですし、「半田ごて」でも代用可能です(臭いけど)。
ライターはできればターボがいいです。向き関係なく使えるので。
1.カッターナイフ
ペットボトルをカットするのに使います。
普通のカッターナイフでも十分ですが、今回カットするのが口の下部分なので、結構固いため、できれば強いナイフの方が安心です。(折れないから)
私はレザーマンのスケルツールのナイフを使用しました。これは絶対折れない。
2.電動ドリル
ノータッチハンドソープの液体ボトルの底に穴を空けるために使用します。
ボトルの底はメチャクチャ分厚く、カッターやナイフでは刺さりません。
ペットボトルの口サイズのドリル刃があればベストですが、細いドリルで穴を沢山空けてナイフやニッパーでつなげればカットできます。
手動でもできますが、疲れるので電動をオススメします(笑)私はDIY用に持っていたマキタのインパクトドライバーを使いました。ドリルにもドライバーにもなる、持っててよかったツールナンバー1です。
3.ターボライター
カットしたソープボトルの穴を滑らかにするために使います。
本当は大きめのリューターなどで削った方がいいのでしょうが、持ってないし、ライターで処理。
ちょっと臭いので換気はしましょう。
ちなみに下向きに焙ったりできるのでターボがオススメです。
4.UVレジン 5.UVライト
ペットボトルのキャップとソープボトルを接合するために使用します。
普通の接着剤でも構いませんが、乾燥に時間がかかるため、速攻硬化させられるUVレジン&UVライトがオススメ。
面白半分に買っておきましたが、すごく万能で何でもすぐにくっつけることができるUVレジンは持っておいて損無し。
私はホームセンターで購入した「UV bondy」というペン型レジンとライトのセットを使ってます。
百均でもレジンが売ってますが、明らかに硬化が遅いので、多少高いものの方がストレス無いです。今回使ってみたら10分当てても固まらない場所がありました。
UVライトもジェルネイル用などの大型のライトの方が簡単で早いですが、今回の接合程度であればUV bondy付属のライトでも数秒で硬化するので不要です。色々やりたい方やネイルもやる方は大型買いましょう。
6.ペットボトル
口とキャップがあれば何でもいいです。
改造後は常に見える位置に設置されるため、好きなデザインのキャップを選べばいいと思います。
①ペットボトルの口を切り取る
まずは、ペットボトルの口部分を切り出します。
クビレている根本部分ではなく、その下のちょっと広がっている部分で切るのがコツです。
写真は下すぎ。太くなりはじめ3~5mmくらいで切るとちょうどいいです。

②ソープボトルの底に穴を開ける
次に、切り出したペットボトルの口の、クビレ部分の太さくらいの穴をソープボトルの底に開けていきます。
大きすぎると埋めるのが大変なので、少し小さめにしましょう。

うちにはそんなに太いドリルはないので、3.2mmのドリルで丸く開けていきます。
穴があいたら、それをナイフやニッパーでつなげば大きな穴になります。
私はスケルツールでつなげましたが、危ないのでニッパーがおすすめです。

ソープボトルを水洗い
大きな穴が開いたので、中をしっかり洗っておきましょう。
洗ったら、しっかり水を切ります。
③ペットボトルの口とソープボトルを接合する
ペットボトルの口をソープボトルの穴に入れる前に、穴の淵をライターで焙って滑らかにしておきます。
滑らかにできたら、ねじ込みます。
穴の方が少し小さいと思うので、ちょっと無理やりにねじ込みます。入れてしまったら、簡単には抜けません。
最後に、接合部をUVレジンで固めたら完成です!
ペットボトルの口とソープボトルの間に隙間があると中身が漏れてしまうので、しっかりたっぷりレジンで固めましょう。
UVレジンは数秒で固まるので、焦らず少しずつやっていきましょう。
UVレジン硬化後はかなりがっつり接合されていますので、キャップもギュッと閉められます。
UVレジン、なんて便利なんだ・・・(*´▽`*)
これにて改造は完成です!



ソープボトルを水洗い
ボトルの内側に固まっていないUVレジンが存在している可能性もあるので、硬化後もしっかり水洗いしておきましょう。
完成
だいたい10分くらいで完成です!
カルピスソーダのロゴが目立ちますが、うーん、違和感無いな。

中身を”キレイキレイ”にして使ってみた
さて改造も成功したので、さっそく中身を入れて使ってみましょう。
今回は家にあった「キレイキレイ」の泡で出るタイプを使用しました。

しっかりくっついているので、キャップを外す時も全くぐらつかず、最初から付いていたかのような完成度。
詰め替えボトルの口よりもペットボトルの口の方が大きいので、詰め替えも楽ちんでした。袋タイプの詰め替え用でも問題なさそうです。もう、すごい快適です。

試しにちょっと中身を入れて、試運転。
手をかざすと、「ウウウィ~~ン」とお馴染みの動作音がして、しっかり泡で出てきてくれました!
感動~~

改造の評価や注意点
総合評価は90点
ちょっとした思いつきでやってみた今回の改造。
簡単な改造ですが、これから何回もこの改造を行っていくことを考えると、やっておいて損は無い改造だと思います。毎回オイルボトルやドレッシングボトルを使うのは面倒くさいですもん。
一番手間が無いのは純正の詰め替え用をボトルごと購入することですが、250mlで1500円は高すぎます。
キレイキレイなら450mlでも400円くらいで購入できるので、8分の一?かなりの節約になりました。
切り欠きを入れていれば100点だった
ただ唯一失敗したなと思ったのが、ペットボトルの口を長くカットしすぎてしまったので、中身を洗う時に中の水がスムーズに出てきてくれません。かといって短くしてしまっては接合強度に不安が残るので、対策としては「一か所切り欠きを入れて」おけばよかったなと思っています。そうすれば排水時にそこからスムーズに口へ水が流れ、更にストレスが減ったはず。
今からやってみようと思っているひとは、その点ぜひ改善してチャレンジしてみてください。
詰め替えるなら「泡で出るタイプ」を
また、詰め替える中身ですが、今回はたまたま家にあったのが泡で出るタイプでしたが、通常の液体で出るタイプを入れてしまうとうまく動作しないことが予測できます。
というのも、家のボディソープ(ダブ)の泡で出るタイプのボトルに間違えて液体で出るタイプを詰め替えてしまったのですが、全く出てきてくれませんでした。恐らく粘度が高く、空気とうまく混ぜ合わすことができないのだと思います。思いっきり押したら、液体で少し出てきましたが、ポンプが壊れそうでした。
詰め替えるときは、泡で出るタイプの物を入れるようにしましょう。
あと、ボトルタイプの方が入れやすいですよ!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
これからも家や普段の生活で役に立つ情報をどんどん発信していきたいと思いますので、応援よろしくお願いいたします。
では、また!
追記
カタダドライに変更しました!(笑)

コメント
苦労されて作られたのですね。
私はこれと同じのを作ろうとしましたが、結局上手く作れず、ヤフオクやラクマで売られている詰め替えボトルを購入しました。
プラスチックを上手く加工するのは、専用の工具が必要だと痛感しました。
購入したものは、何度詰め替えをしても簡単だし、ローコストに抑えられるので便利ですよ!