ラインの手元切りは禁止です!
ちょっと前の事ですが、ある方と会話している際、「根がかりしたら竿が折れないようにちゃんと手元でライン切っています。」と言われたことがありました。 そんなに親しい方でもなかったので、そこまで指摘はしませんでしたが、今思えば、しっかり教えてあげるべきだったなと反省しています。 根がかりしたときは、なるべく外すように努力するのが本来するべき正しい行動です。 どうしても外せない場合は、なるべくルアーの根元近くでラインを切るように努力すべきです。 手元に近いところで切れるほど、ゴミを増やすことになります。 そのためには、しっかりラインを掴んで、引っ張る必要がありますが、最近のフィネス対応リールはそれをするとスプール軸が曲がるなどな不具合が出てしまいます。かといって素手ではとてもPEラインを掴んで引っ張ることはできませんので、このような【ラインブレイカー】と呼ばれる道具が必要となってきます。 最近はPEラインが使われることが非常に多くなってまいりました。 私もほとんどの釣行でPEラインを使用しておりますが、PEラインは細くても非常に強く、しなやかなので絡まりやすいのです。 鳥や魚、動物には絡まりやすく、切れないのでなかなか外れません。 使い勝手を優先するとどうしても劣化しづらく強い物が求められるのでしょうが、それらが一度自然に投げ出されると、動物たちにとっては凶器になってしまうという事を、私達はしっかり理解して使う必要がある、と考えます。 自然に優しく、継続可能なゲームフィッシングに、私達の世代でしていきましょう。#手元切り禁止