どぅも、MActive編集部のいっぺ~です。
5月に田んぼで捕まえてきたオタマジャクシをグッピーの水槽に入れて飼っていたんですが、この度、おかげさまでニョロボンに進化いたしましたので、陸地の無いグッピー水槽で混泳させるわけにはいかず、逃がしてあげようか、陸地の多い水槽をもう1つ別に作ろうかとう選択を迫られた次第です。
結果としては、「グッピー水槽の中に陸地をつくる」ことで水槽を無駄に増やさずにカエル君にとって快適(と思われる)環境を提供することができましたので、ご紹介したいと思います。
また、我が家では妻が大のカエル嫌いなもので、既に2度脱走しているカエル君の飼育を継続することは何度も反対されましたが、毎日カエル君を見ながら「可愛いねぇ」と言い続けることで少しずつ妻を催眠にかけ、陸地も作ってしまったので今のところ限りなく白に近いグレーのような状態で飼育しております。
もし「カエルなんか飼っちゃダメ」と言われているご家庭ございましたら、頑張ってカエル君の可愛さを伝えてみましょう。
さて話が逸れましたが、グッピーとアマガエルを一緒に飼う方法を紹介させていただきます。
グッピー水槽の中に陸地を作る!
陸地を作るにも色々な方法があるかとは思いますが、今回は、元々陸地の無いレイアウトのグッピー用(別に何でもいいけど)水槽のレイアウトを変更せずに陸地だけを追加で作る方法を紹介させていただきます。
レイアウトを変更し、砂やソイル、石を高く積めば陸地も作れますが、それではグッピーの泳げるスペースが狭くなってしまうため、このような方法をとりました。
↑こんなのも可愛いけど、泳げるスペースが少なくなる・・・
また、付けはずし可能にすることで、メンテナンス性を高めると共に、カエル君を逃がすことになった場合は速やかに元のレイアウトに戻す(撤去する)ことができるようにいたしました。
完成状態
カエル君用陸地の設置完了はこのような形になります。
白いトレーの部分が陸地です。
後付け間満載ですね(笑)
でもカエル君は楽しそうですよ~
必要なもの
- 陸地用トレイ
- 植物
- 隙間埋め用ラップ
必要なものは、一般的な水槽セットは持っていると仮定すると、陸地用トレイだけですね。百円ショップで購入可能です。
あとは、トレイに入れる植物。うちは庭に生えていたコケと多肉とシダを採って入れましたのでタダでした。なんでもいいと思います(笑)
あと、水槽の状況にもよりますが、カエルが隙間から逃げ出さないようにするためのラップ!濾過用の配管があるとどうしても隙間ができてしまいますので、ラップを詰め込んで隙間を無くします。ラップじゃなくても隙間が埋まれば何でもいいです。
陸地用トレイを準備する
吸盤式のトレイを買ってきて、水槽の内側上部に設置するだけ。
カエル君用の陸地設置はこれにて完了です(笑)
まず仮設陸地を作ろうと考えて思いついたのが、浮草かトレイです。ハスなどの浮草を入れればいいかなぁとも思ったのですが、水替え時など邪魔になりそうだったのと、照明が水中に届かなくなることを懸念してトレイにしました。
今回はダイソーにて、石鹸やスポンジを入れるための吸盤式トレーを購入しました。
真ん中の仕切りとか無くてもよかったのですが、ちょうどいいのが無かったので。
サイズは20cm×10cmくらい?で高さ5cmくらい。水槽のサイズに合わせて、邪魔にならないくらいのサイズにしましょう。
吸盤式を買いましたが、磁石式でもいいと思います。ただ、何となくサビるかもしれないなぁと思ったのと、水槽の外側に金属プレートを設置しないと使えないし、トレイを外した時にその金属プレートが落っこちたりしそうだなぁと色々考えて吸盤タイプにしました。
でもよく考えたら、浴室用でも磁石式だし、金属プレートは両面テープなどでくっつけちゃえば落ちないし、磁石式でもよかったような気がします(笑)
あと、もうちょっとオシャレなトレイ買えば良かったなぁと思ったり思わなかったり・・・
↓これなんかも良さそう。コケや植物で快適な環境にする
トレイを設置してあげるだけでもカエル君にとっては陸地ができてかなり快適になるとは思いますが、それだけだとやっぱり何か寂しいですよね。
だから、多肉植物を入れてみました。
私がダイソーで買ってきたトレイは底に穴開いているタイプだったので、土とか入れられないので、植物だけ入れてみたのですが、なんかまだ寂しくて、最終的にはコケをマットにしてみました。
手順①コケを入手
庭などで適当なコケを入手します。
ゼニゴケ
うちの場合は、西側にある給湯器の室外機横にコケが沢山ありました。おそらくゼニゴケです。
ゼニゴケは横のつながりが強く、土無しでも板の状態を保てます。
はがす時は土ごと、なるべくバラけないようにはがします。
ギンゴケ
ちなみに、道端によく生えているこのタイプのコケは土に依存しているため、土無しでは敷けません。←イケました!
結構広めに採取して、裏からシャワーでゆっくりと土をある程度除去する程度であればくっついたままでした。多少土は残りますが根っこに囲まれて流れ出ないので問題ありません。
フワフワだし雰囲気よくて最高です。(おそらく「ギンゴケ」)
スナゴケ
非常に可愛い。これが欲しいんですけど近所にはありません。買おうかな。
サヤゴケ
神社を散歩中、たまたま拾った木の皮に生えたコケ。おそらくケヤキの皮。木から剥がせば沢山あったけど、絶対やってはいけませんよ。木の病気の元です。
私はたまたま拾えたので、カエル君のイスにしてあげました。
手順②土を洗い落とす
土が付着したままトレイに入れると水が濁る原因になりますし、底の穴からポロポロ落ちてしまっても困ります。
そのため、設置前にしっかり水で洗い流しましょう。
①まず、裏に水を当てて綺麗にします。
②ある程度綺麗になったらトレイに敷き、その上からもう一度水が濁らなくなるまで水をかけます。
水をかける時はある程度強い方がいいのですが、コケがバラバラにならないくらいに加減しましょう(私はバラバラにしましたが)
↑庭にコケなんか無い!って人はamazonさんにお世話になりましょう。安い。
手順③シダや多肉を加えてレイアウト
コケが綺麗になったら、シダや多肉も入れてみましょう。
庭に生えてる適当な植物を入れてあげればいいと思います。
シダは適当なところでちぎって入れる感じで問題ありません。
ただ1点注意しなければならないのは、シダの切り口がしっかり水に浸かるように配置することです。
切り口が水に浸かっていないとシダは水を吸えず、一晩で枯れてしまいます。コケの間に埋めるなど、水が吸えるように配慮してあげましょう。
手順④水槽に設置
植物をレイアウトしたら、さっそく水槽内に設置しましょう!
我が家の水槽は見栄を張るために背高タイプ(40cm)なので、上部に十分な余裕があり、そこに設置。
トレイの底の穴から少し水が入るくらいの位置に調整しましょう。そうすればコケやシダもスクスク育つはずです。土無しでも大丈夫!(なはず。切り口はしっかり水に漬けましょう)
我が家の水槽↓ 60cm幅でも背が高い40cmなので大きく見える。ガラスも厚い6mm。
カエル君の脱走対策
陸地ができて一安心!ではありません。
オタマジャクシの時とは違い、カエル君は壁を登ってフタの小さな隙間からいとも簡単に脱走してしまいます。(すでに2回脱走すみ)
魚用水槽はどうしても配管などの隙間があるので、そのままではカエル君を飼うことができません。
でも簡単にふさぐことができますよ!
使うものは「ラップ」と「マスキングテープ」以上。
ラップを丸めて詰め込んで、一応マスキングテープで留めれば完成です。見た目は、気にしない(笑)
上限の隙間もあまりに大きいようでしたら埋めましょう。
ただ、完全に埋めちゃうと水槽内の結露がすごいので、適度に開けましょう。
器用な人はメッシュなどで埋めましょう!
エサ投入口を開閉式にする裏技
グッピーとの混泳のため、グッピー達にも餌をあげないといけないのですが、隙間を埋めちゃうと餌をあげるの大変ですよね。
なので、うちではフタの支えを利用してスライド開閉式にしています。
こうすることで、カエル君の脱走する隙間を無くすとともに、スムーズに餌やりまでできるようになります。
カエル君を観察は最高の癒し
人によるかもしれませんが(笑)
家の中にカエルがいるだけで、すごい癒しです。
水槽もいいですが、カエル君、かわいすぎるよ。
コロナ過で家にいる時間が長くなっているかと思いますので、少しでもストレス発散。癒されるためにカエル君を飼ってみてはいかがでしょうか(*´▽`*)
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