先日、アイナメ釣行用に購入したシマノのフィッシンググローブがあまりにもよかったので、ご紹介させてください。
フィッシンググローブ嫌いだった私が、気に入りすぎて家でも装着してニヤニヤしているほどです。
食わず嫌いの方、ぜひお試しください。
【XEFO 1.5mmクロロプレンEXS ３カットグローブ】
シマノのフィッシンググローブです。
フィッシンググローブのメリットとデメリット
今まで冬はバス釣りせずに、へら釣りメインだったのでフィッシンググローブはあまり必要としていませんでした。
グローブしてるとエサを付けられないので。
へらは寒ければ持参したストーブを使うので、どうにかなります。
冬にナイターでソルトルアーをやることはありましたが、今思えば常に手が凍っていたような・・・
春～秋はバスをやりますが、たまに寒い事があって、グローブほしくなるのですが、デメリットの方が多いと感じて、使っていませんでした。
フィッシンググローブを着ける事によるメリットとデメリットとはどんなものか。
感じていたデメリットとしては、
・ロッドを握る手には邪魔なものをつけたくなかった
・水が染みるのがほとんどで、手が濡れた状態になるのが嫌だ
・魚を触ると素手よりも臭いが残りそう
・着け外しがめんどくさい
とかそんなもん。
完結に言うならば
・感度が悪くなる
・濡れたら拭いても乾かない
・臭いが染み込む
・着け外しがめんどくさい
ゴム手袋だと簡単に破れちゃうし。
こんなデメリットがあるんなら素手でいいやー、という感じでした。
これらをクリアできる手袋って無いんですよね。
逆にメリットは、
・ケガの防止
・凍傷の防止
・グリップ力の向上
・日焼け防止
ですね。
メリットには、そりゃあ魅力を感じますよ。
夏でも、バスはやぶ漕ぎする事があるので、ケガの防止目的で付けたい。
でも同時にデメリットもくっついてくるので、どうしても着けたくなくて・・・
ただ昨年(2019年)は１２月末に初の「アイナメ」を釣りに行くため、絶対寒いなぁと思って、観念して手袋購入。
冬の海ではさすがに、感度より暖かさということで(笑)
かなり選び抜いて購入したので、結果的にはバス釣りにも欠かせないくらいお気に入りのグローブになってます。
家でも付けちゃうくらいお気に入り(笑)
さて、この【XEFO 1.5mmクロロプレンEXS ３カットグローブ】は何がいいのか？
釣りビジョンなら、アベマTV甲側が厚手のクロロプレンで暖かい
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しかもこのグローブはただのクロロプレンではなく、その表面にチタン層があり保温性がもっと高いタイタニウムαです。
手の熱をチタン層が反射して外に逃がしません。
タイタニウムαのありと無しでは４０％も保温性が違うとか。
↑タイタニウムαの説明
そして通常は1mmのクロロプレンが使われることが多いですが、これに関しては厚めの1.5mm。
1.5倍温かいです！たぶん！
タイタニウムαで1.4倍。
さらに厚みで1.5倍。
合計2.1倍の温かさですね！（ノーマルクロロプレンの1mm比）
またクロロプレンは伸縮性も高く、手の動きの妨げになりません。
しかもこのXEFOは伸びる部分が波加工されていて普通よりよく伸びるので、更に邪魔にならないです。
こと防寒に関しては敵なしのクロロプレン。
ただ、通気性が無くて蒸れるのと、厚さのために平側に使うと竿を握ったときの感覚が素手と大きく変ってしまう、というデメリットがあります。
でもこのXEFO1.5は平側が別素材なのでそんな心配もありません。
平側が薄くて感度に影響しない
対して平側（内側）は薄手の合皮でできています。
別素材にすることで、クロロプレンのデメリットである感度低下や蒸れを防いでいるものと思われます。
合皮は伸びが少ないので、手の形にフィットするように立体縫製されており、違和感全くないです。
また小指、人差し指と指の付け根部分には格子状の滑り止め加工がされています。
この部分は生地の色が違いますが、二重になっているのではなく、一枚生地でその上に格子状にコーティングされています。
全体的に言える事ですが、立体縫製ですが生地は全て１枚なので、手の感覚の邪魔をしません。
よく補強で二枚生地になっているグローブもありますが、私は感覚優先の１枚ものが好きです。
カットが短めで指まで暖かい
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このグローブは３本カットなのですが、グローブだけの画像をみるとまるでカットが無しに見えるくらい、カットされている部分が短いです。
カットされているのは「親指」「人差し指」「中指」で、いずれも第一関節から上だけがカットされいます。
本当に指先だけ出ている感じ。
まぁノット組んだりスナップ開けたりで使うのってそこだけですもんね。
カット部分はこれで十分です。
更に、指先の裏側（甲側）に関しては少し長く残されています。
だいたい爪のあたりまで。
これはかなり重要なポイントで、裏側が長ければそれだけ風を防ぐことができて温かいんです。
このちょっとした差がかなり大きい。
もっと長くてもいいくらいですが。
とりあえず、最高です。
適度な滑り止めで握るのが楽
滑り止め加工されているとどうしても厚くなって手の動きや感覚を阻害します。
このグローブは本当に必要な部分のみに滑り止め加工がされているので、動きや感覚が阻害されることがありません。
気になる滑り止め効果ですが、
小指側に滑り止め加工がされているので、ロッドを握った時にかなりいい感じにグリップできます。
軽く握ってるだけでもしっかり持てます。
当然キャスト時にもこのグリップのおかげで安定したキャストができるようになります。
これは、夏でもグローブ使いたくなるぞ！！(笑)
スリットがあって時計に干渉しない
このスリットは何かというと、時計用のスリットです！！（多分(笑)）
これはね、推測です(笑)
最初、自分も何かとおもったんですが、時計を付けた状態で着けてみて納得。ちょうど時計が収まる。
それでいてその他の部分にはしっかり生地があるので、手首の冷えも防げます。
なんて考えて作られたフィッシンググローブなんだ・・・
”パールフィット加工”が凄く気持ちいい
甲側のクロロプレンの手に直接触れる内側部分は「パールフィット加工」という加工がされていて、着けた瞬間めちゃくちゃ気持ちいいです。
これはどんな加工かというと、「水を吸いにい」加工のようです。
水を吸わないことで、湿ってベタつかない。
ベタつかないから汗で蒸れてもベタつかないし、外すのもスムーズになります。
おまけ程度の機能かと思いきや、これ結構重要です。
釣りビジョンなら、アベマTVとにかくオススメなグローブです
使うほどに、シマノの製作者がこだわって拘りぬいて作ったことが想像できるXEFOのグローブ。
基本的にダイワ派の私ですが、シマノがちょっと好きになりましたよ。
皆さんいいフィッシンググローブをお探しなら、一度使ってみてはいかがでしょうか。
絶対おすすめ。
素手よりはいいが寒さを完全に防げるものではない
素手よりはいいですが、どうしても内側が薄いのと３本カットによって外気の影響はうけてしまいますね。
作業性や感覚を犠牲にしても、温かい方がいいという方は、「パールフィットフルカバーグローブ」か「クロロプレンEXSグローブシリーズ」をオススメします。
パールフィットフルカバーグローブは、甲側がクロロプレン+タイタニウムα+パールフィットで、平側が合皮。
XEFOとの違いは指先のカットと時計用スリットの有無ですね。
カットが無い分温かいはず。
クロロプレンEXSグローブのシリーズは、全面がクロロプレン+タイタニウムα+パールフィット。
平側もクロロプレンなので、防寒性は間違いなし。
カットは、ノーカットと３本カットが選べます。
また平側クロロプレンの裏技として、指を出したい部分にカッターで一本切れ目を入れるだけで、必要な時だけ指を出せる万能グローブが出来上がります。
防寒性と作業性を両立させたい方はどうぞお試しあれ。
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